こんな人がいたらどうアドバイスするか（更新）

また、「でかいパーティをうちでやるからな！」（８）と言いいだして、なんだか楽しそうだから「いいね！」と一緒に盛り上がってたんだけど「ところでうちのトイレ（９）は壊れたままなんだけど大丈夫？」と訊いたら「大丈夫！アンダーコントロール！」と言い切られたので「そっかあ、じゃあオ・モ・テ・ナ・シしなきゃね！」という気分になった。ところが最初に言ってた予算よりも全然かかりまくることがわかったり、どうやらそのパーティは友だちにお金掴ませて無理矢理ウチでやることにしたらしいことがわかった。

ついでにまた懲りずに昔勝手に使い込んだお金を博打に突っ込んで大損したらしい（１０）。怖い先輩がいるみたいだけど「俺は言いなりにはならないよ！お前を守る為に断固反対、ぶれない！」と言ってたはずなのに「色々考えてみたけど悪い話じゃないんだよ～、お前が成長する為には必要みたいなんだよ～」と言う（１１）。「おまえも活躍しなきゃ」というのでじゃあ活躍しようかと思ったんだけど、「伝統的家族観」というやつから本音では家事も育児も全部あたしがやらなきゃいけないみたいで保育園に預けるなんて嫌いらしい。まあ、それでも仕方がないと思ってたんだけど、「お金持ちのおこぼれがもうすぐ回ってくるから」（１２）と言ってたのに、どうにもうちの家計が苦しい。どうやら彼の仕事がうまくいってないみたいなんだけど、本人はうまくいっていると言い張っていて、「でも、俺のまわりの状況がさあ、リーマン級に悪いんだよ。そのせいなんだよね～」と言って、周囲から（１３）顰蹙を買ってしまったらしい。

そうこうしてたらいつも頭の上がらない怖い先輩が移動になって違う人がきたんだけど、それが前の先輩とは比べ物にならないほど怖い先輩だったので、なりふりかまわず我先にと駆けつけるけど、「俺は自分が一番だから」と言われてて、さらにパシリ感の増大はハンパない。（１４）

そしたら突然「おまえ、変な事企んでないだろうな？」となんだか私の内面までやたらと踏み込んできた（１５）。そして「おまえが変な事考えてないかチェックしないと、計画中のでかいパーティ（１６）もできないんだよ！」とか言い出した。それはどういうケースだと私は怒られるのかと訊いても、答えは二転三転するばかりで、要は彼の気分を害したらだめなんだな、と思ってたら、なんか怪しげな友達に勝手に私の先祖代々の土地をタダ同然で明け渡してた（１７）。そりゃないよと思って問いただしたら、あんなやつ友達なんかじゃないと言い出した。そんなはずないでしょ、と訊いたら余計切れて、それにはその友達もさすがに怒ったのだけど、そしたらその友達に「俺を侮辱した」と言い出した。そういう友達がほかにも（１８）いるみたいで、それも問いただすのだけど、なんだかよくわからない逆切れをされて、いつのまにか私はなにかを企てたらお仕置きされる事に決まってしまった。う～ん、ちょっとさすがにこまったなあ、でもほかに良い人いなさそうだからなあ。まあ、いいか。すると「あなたのことをファーストに考えます！！」という人が現れた（１９）。

なんだか歯切れの良い物言いで、「あ、この人良さそう♡」と直感的に思った私は、彼にお灸をすえる意味でもこの人と浮気した（２０）。それはけっこう効果があったみたいで、彼の態度に焦りが見えた。ところが、話を聴いてみると、どうも彼よりも極端な考え方を持っているようだ。

すると、浮気程度ではなく「結婚しよう！」と言ってきた（２１）。いや、正確に言うと、そう匂わせる言葉で、本人ははっきりとは言わない（２２）。噂では今の彼と裏で繋がってるかも、なんてことも聴く（２３）。でもこの人なら私を変えてくれるに違いない、と期待が高まる。そこへ一時期付合ってた彼（２４）が「その人と一緒に君を応援するよ！」と言い出した。えー？なんだこの急展開、わけわかんなーい。と思ってたら「あなたのことをファーストに考えます！！」「ダイバー・シティ（ほんとはダイバーシティなんだけど間違いは指摘しないでおいてあげた）」とか言ってくれてたのに「意見の合わない人は排除します」と笑顔で言うもんだから、急に怖くなってしまって、まあ、今の彼でも良いかあ、と思うようになった。

彼は相変わらず、色んなことに対して丁寧な説明はしてくれないが、そのかわりに、「隣の家の乱暴者からお前を守れるのは俺だけだ！（２５）」と息巻いている。
「ところで、わたしは何に腹立ててたんだっけ」となんだかいろんなことを忘れているところに「まっとうな人間と付合うべきだ！」という男が現れた（２６）。そしてその男がわたしのことを待っていると言う。その日は台風が接近していて土砂降りの日（２７）。わたしは「この人はひょっとすると良い人かも」とちょっと迷ったが、結局元カレの元に戻った。

元カレのところに戻ったとたん、彼は「何か話し合うときに、俺の仲良い友達の意見を聴く時間を増やそう。それがオマエの意思を反映させる事でもある（２８）」とか「ていうか、オマエが戻ってきたんだから、そもそも今後の話合いとか説明はもうやんなくていいよね？（２９）国会を開催しない）」と言ってきた。あれ？それはなんかおかしな話だなあ、と思ってるんだけど、とりあえずわたしはハロウィンの準備で忙しいのだ。

《ここから更新》

そうこうするうちに、人手が足りないから、外から人を連れてこよう（30）と言うんだけど、どんなふうに扱うのかも決めていないのに、とりあえず呼ぶことにした。しかも、議論したらしただけ問題が出てくるから議論しない、とか言う。どうやら安くこき使うつもりらしいが、「あいつらがこの金額でやるんだから、おまえも同じだよね」と言われそうな気もする。そして、家の水道管が古いからいいかげんなんとかしなきゃいけないらしいんだけど、その修繕費は出したくないみたい。そして「俺の友達に任せたらうまくいくみたいだから、任せてみるわ」ということになったけど、うまくいったという話を聞いたことがない。（３１）。そしたら、「もうひとつでかいパーティやるぞ！」ということになった。（３２）「でも、風呂敷広げすぎたから、お金もっとくれよ」と言う。あれ？水道管は？保育園は？とかいろいろ思わないでもないけど、最近ニュースでどこかの社長が何十億円ももらってたとかきくとなんか腹が立つし（ほんとは彼が怪しげにばらまいたお金の方がもっとでかいんだけど、それを言うと怒られるから言わない）、そういえばトイレも壊れたまんまなんだけど（３３）、とりあえずクリスマスやってくるから、まあいいか。