書籍『なぜアーティストは壊れやすいのか?』の出版記念トークイベントを新宿のRock Cafe Loftでやってきました。ゲストは『お騒がせモリッシーの人生講座』の著者である上村彰子さん。実は30年前に大学に入った時に同じクラスだった同級生。まさか30年のときを経て一緒にトークイベントをやるとは。生きてるとこんなミラクルが起きるもんだな、となんだか不思議な感じもありつつ、とても自然に普通に話をしているのも、お互いに音楽が好きという共通したものがあったからというのが大きいんだろうなあ、と思いました。うん、やはり音楽の力は信じても良い。
いっぱいいろんなことを話したんですが、最後の質疑応答で「結局、世の中が全部悪いと思うんですよ」という質問を頂きました。そう、まさにそれなんです。「全部世の中が悪い」。こういう言い方をするといろいろと誤解を生じるかもしれないというのは承知の上で、これはこの本を書くにあたっても一貫した僕のスタンスです。それが伝わったというのはとても嬉しい。ライブハウス四谷アウトブレイクの店長の佐藤さんのYoutubeチャンネルにお邪魔してそのあたりのことも話していますので、こちらもご覧下さい。
https://twitter.com/boone4649/status/1172080998755921930?s=21
あと、トークイベント中に僕が流したYoutube動画のひとつ。メタリカの『Escape』この歌詞は今回の本と共通したメッセージがありますので、ここでも紹介しておきます。
https://m.youtube.com/watch?v=xMjTKVRUAXs&feature=youtu.be
また、これはトークイベントではかけなかったんですが、僕が好きなモリッシーの曲のひとつ、『Interesting Drug』。この歌詞の内容も、このポップなサウンドとは裏腹に凄い。簡単に言うと「弱い人々を犠牲にして嫌な奴らがのさばっている。政府の政策なんて君の夢を殺すものだ。貧しい人は貧しいまま。君が恥じ入る理由なんてない。周りを見回してみなよ、僕らのことを責められるかい?」みたいなことを言っていて、日本でも今まさに聴いた方が良いんじゃないか?と思います。和訳は検索するとすぐ出てきますのでぜひご覧ください。
v=K5FRCPbQvWIhttps://m.youtube.com/watch?
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