いろいろ理由もあって、PTAとかだけじゃなく子どもに関する親の集まりに定期的に参加しているのだけど、参加者がほぼいつも男性は僕ひとりなのだ。

保育園の頃からずっとそうで、そういうアウェイ感自体には慣れているのだけれど、時にはちょっと嫌な気持ちになることもある。

例えば、保育園の時、保健の先生との面談には妻と二人で行ったのだが、先生が妻の方だけを向いて話し続け、妻が「あの、娘を病院に連れていくのはいつも夫の方なので、夫の方が詳しいです」と言ってようやく僕の方にも顔を向けて話をするようになったということがあった。

小学校では、ある行事で子どもたちの引率に保護者の協力が必要というので参加したら男性が僕ひとりで、それは良いんだけど「(こんな平日に参加して)お仕事は何をされているのですか?」と明らかに僕の仕事を疑うかのようなことを訊いてくる人もいたし、子どもたちのひとりにははっきりと「お仕事してないの?」と訊かれた(苦笑)。いや、そもそも仕事してなくてもいいじゃないか。

で、最近は集まりに参加しているお母さんにいきなり「お父さんに当事者意識はあるんですか?」と面と向かって言われた。いや、当事者意識があるからこうやって参加してるんですけど、と思いながら、僕は思った。「ああ、こういうのが、形は違えど普段毎日女性が体験していることかもしれない」。そして、こうも思った。

「いったい男は何をしているのだ?」

お母さんたちの話を聴いていると、子どもに関することや家事にはほとんどノータッチなくせに、何かあると「お前はわかっていない」ぐらいの姿勢で意見を言ってくる父親が多くて、実際、ごく稀に気が向いて集まりに参加してきた父親のそういう態度を見たこともある。そんなんじゃあ、むしろ無関係でいてくれた方がマシ、みたいにお母さんが思っても仕方がないかもしれないけれど、そうすると結局全ての負担をひとり背負うことになる。いやもう本当に「いったい男は何をやっているのだ?」

こういうことは、女性男性、母親父親ということに限ったことではなくて、多数派少数派、権力の強弱などで、いろんなところであるんだろう。そして僕は僕で気づかずにやらかしていることがたくさんあるんだろうから、できるだけ気をつけようと思う。